Menu
Close

News

SCROLL DOWN
お知らせ

Column

2023.11.11

脱毛効果を高めるため・安全に脱毛するために重要な保湿ケアを徹底解説

現在、脱毛を検討する方が多くなってきており、脱毛サロンや脱毛クリニックに通われている方も増加しています。脱毛は、様々な方法で施術を行うことができますが、どの方法も肌にダメージを与えるため、肌の水分がなくなり、乾燥してしまいます。脱毛効果を高め、安全に施術を受けるためには、肌状態を良くしておくことが重要です。肌状態が良いというのは、肌の水分量や油分量のバランスが良い状態であり、日常生活の保湿ケアを行うことで維持することができます。
しかし、保湿ケアは、どのような商品を使い、どのように行っていくのか分からないという方がほとんどです。保湿ケアは、自分に最適な物を使用して、最適なタイミングで行うことが重要であり、知っておく必要があります。そこで、今回の記事では、安全に脱毛効果を高く実感するために重要な保湿ケアについて、詳しくご紹介します。

目次
脱毛期間中に保湿が重要な理由
・脱毛効果を高めるために重要
・安全に脱毛効果を実感するために重要
保湿ケアを行わないと起こる肌トラブル
・カサカサの肌荒れが起こる
・毛嚢炎のような炎症が起こりやすい
・ヤケドが発生する
毎日自宅でできる保湿ケア方法
・化粧水で失った水分を足す
・乳液で水分を逃がさない
・美容液でさらなるケアを
保湿ケア商品の選び方
・肌質に合った保湿ケア商品を選ぼう
・保湿力の高い商品を選ぼう
・刺激の少ない商品を選ぼう
脱毛効果を高めるため・安全に脱毛するために保湿以外に必要なこと
・脱毛前後の運動・入浴・飲酒は避けよう
・脱毛期間中の日焼けを避ける
・肌への刺激を抑えて自己処理を行う
まとめ

脱毛期間中に保湿が重要な理由

脱毛サロンやクリニックに通い始めると、スタッフに保湿を必ず行うように指示を受けます。なぜ、脱毛を行うにあたって保湿が重要なのかをこの項目で詳しくご紹介します。主に、保湿を行う理由は2つあり、脱毛効果を高めるためと安全に施術を受けるためです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

脱毛効果を高めるために重要

保湿ケアを行うことで、高い脱毛効果を実感しやすくなります。肌の水分量が多いことで、光やレーザーが浸透しやすいです。光やレーザーは、毛のメラニン色素という黒い色素に反応して熱が発生します。発生した熱は、毛根の奥にある毛乳頭という組織にダメージを与え、脱毛効果を発揮する仕組みです。したがって、肌の水分量が多いことで、毛乳頭により強いダメージを与えることができます。

安全に脱毛効果を実感するために重要

光やレーザーを照射すると熱が発生する仕組みの脱毛は、肌に大きな負担がかかります。熱によって、傷ついた肌は、バリア機能が低下して乾燥しやすいです。そのため、肌荒れが起きたり、傷に菌が入り込んで炎症が起きるなどの肌トラブルが発生するおそれがあります。また、肌が乾燥していると熱を感じやすい状態であるため、痛みを強く感じる傾向にあります。
保湿ケアを行っておくことで乾燥を防ぐことができ、肌トラブルの発生を抑えて、さらには施術時の痛みを最小限に鎮めることも可能です。

保湿ケアを入念に行っておくと、肌へのダメージを最小限に抑えながら脱毛効果を高めることができるので、これから脱毛を行うことを検討している方は、ぜひ保湿ケアを行ってみてください。

保湿ケアを行わないと起こる肌トラブル

上述した通り、保湿ケアを行わなければ肌トラブルが発生するほどのダメージを受けてしまいます。実際、どのような肌トラブルが発生してしまうのか、この項目でご紹介します。

カサカサの肌荒れが起こる

保湿ケアを行わないことで、もっとも起こる可能性が高いのが肌荒れです。肌荒れは、カサカサに乾燥した肌となり、赤くなったり、かゆみが生じる場合があります。他にも、白い粉(剥がれた角質層)が出たり、毛穴が目立つようになる症状があります。肌荒れしている部分を掻いたり、服の擦れなどで刺激を与えると簡単に傷ついてしまい、次に紹介する炎症の原因にもなり得るので、保湿ケアで対策が必要です。

毛嚢炎のような炎症が起こりやすい

肌荒れを起こした後や脱毛の施術後に発生しやすい毛嚢炎についてです。毛嚢炎は、肌や毛穴が光やレーザーの照射によるダメージを受けたことで、できた傷に肌の常在菌である黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌が入り込みます。傷口で増殖することで免疫が反応して起こる炎症です。
通常、自然治癒していくのですが、悪化してしまうと薬を塗布する必要があるので、病院に通わなければならないため注意が必要です。

ヤケドが発生する

脱毛の施術で危険度が高いのは、ヤケドです。施術時に、光脱毛で発生する熱が最高約60〜80度、レーザー脱毛で発生する熱が最高約200度であり、高い温度の熱が肌に当たります。ヤケドした肌は、軽ければ冷却や保湿を行っておくことで、回復していきますが、症状が重いと医師に診てもらう必要があります。
多くの脱毛機器は、冷却機能が搭載されているのですが、中には搭載していない脱毛機器を扱っている場合もあります。肌の水分量が少ないことで、肌が熱を感じやすい場合があるので、保湿ケアを日常から入念に行っておきましょう。

毎日自宅でできる保湿ケア方法

保湿ケアは、基本的に自宅でやっていただきます。脱毛の施術後にアフターケアを行うサロンやクリニックも多いですが、自宅で行う方法を確認しておき、正しく行っていただくことが重要です。

化粧水で失った水分を足す

保湿ケアは、まず最初に化粧水で肌が失った水分を補給します。光脱毛やレーザー脱毛は、熱が発生するため、肌の水分が失われやすいです。そのため、肌が乾燥して肌荒れや炎症などの肌トラブルが発生してしまうおそれがあります。
施術後すぐに、化粧水を塗っていただくことが重要で、アフターケアを丁寧に行うサロンやクリニックでは行ってくれます。アフターケアが充実していないサロンやクリニックで脱毛を行うことはおすすめできません。
化粧水は、付けすぎてると思うくらい付けていただいて問題ありません。自宅では、シャワー後や朝の洗顔後すぐに塗ってください。

乳液で水分を逃がさない

化粧水で肌に水分を十分に補った後、すぐに乳液を塗ってください。化粧水だけではすぐに蒸発してしまい、乾燥してしまいます。したがって、補給した水分を逃がさないために油分の入った乳液を用いて蒸発を防ぎます。乳液をしっかりと塗っていただくことで、化粧水で与えた水分を繋ぎとめ、角質を柔らかくし、モチっとした肌を手に入れることが可能です。肌が柔らかいことは、脱毛効果を発揮するためにも重要なことなので、乳液もしっかりと使用して、肌状態を整えましょう。

美容液でさらなるケアを

脱毛効果を高めるために、美容液が必須であるかというとそうではありません。肌トラブルのリスクを最小限に抑え、最大の効果を実感したいのであれば、化粧水や乳液で十分です。美容液は、肌の潤いだけではなく、ハリや弾力、美白、たるみなどの特定の悩みを防ぐために、集中的にケアを行う役割を持ちます。
毛を無くす脱毛とは、何も関係がないのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、脱毛の真の目的は、「毛を無くすこと」ではなく、「毛がなくなったスベスベな肌を手に入れること」です。スベスベの肌は、乾燥しているカサカサな肌では手に入りません。そのため、毛がなくてスベスベな綺麗な肌を目指したいという方は、美容液を用いてください。

保湿ケア商品の選び方

実際に、保湿ケアを行う商品は、どのように選ぶべきなのか分からないという方も多くいらっしゃいます。肌質に応じたケア商品を使用しなければ、保湿力が足りなかったり、刺激が強くて肌トラブルが発生してしまう危険性があります。そのため、この項目でどのような肌ケア商品を用いるべきかポイントをお伝えします。

肌質に合った保湿ケア商品を選ぼう

肌質は、人によって様々です。「乾燥肌・脂性肌・混合肌・敏感肌」など色々な性質の肌に分かれます。それぞれの肌質に合ったケア商品を選ばなければ、ほとんど効果はありません。
それぞれの肌質には、足りていない成分を補給する物が入った化粧水や乳液を選ばなければなりません。それぞれの肌質に必要な成分を下記の表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

肌質 必要な成分
乾燥肌・敏感肌 ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミド(乾燥した肌に高い保湿力)
脂性肌 アラントイン・グリチルレチン酸ステアリルなどの抗炎症成分・レゾルシン・サリチル酸・イオウなどの殺菌成分(ニキビ対策)

BG・DPG(ベタつき軽減)

ビタミンC・レチノール・CICA(ターンオーバーの促進、コラーゲン合成など)

混合肌 ビタミンB6誘導体・ライスパワーNo.6(皮脂分泌を抑制)

ナイアシンアミド(肌荒れを防ぐ、美白効果)

保湿力の高い商品を選ぼう

各肌質に合った成分の入った保湿ケア商品を選ぶことも重要ですが、保湿力の高い物を使うことも重要です。保湿力の高い化粧水や乳液には、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、ヘパリン類似物質などが含まれています。この中でも、セラミドは高い保湿力を持っている成分です。セラミドは、肌内部の水分蒸発を防ぎ、ちりやほこり、紫外線などの外的刺激から肌を守ることができます。ヒアルロン酸は、肌に水分を溜め込むことができる保湿効果を持っている成分です。
ヒアルロン酸やコラーゲンは真皮層に含まれる成分で、肌の表面からケアすることはできません。そのため、体の内部からケアする必要があります。保湿ケアは、体の内部から水分補給や栄養補給を行うことが重要です。

刺激の少ない商品を選ぼう

脱毛期間中に使用する保湿ケア商品は、必ず低刺激、無添加の物を使用するようにしましょう。脱毛後の肌は、熱によって大きな負担を受けているため、敏感な状態で刺激を受けやすい状態です。したがって、メントールやアルコールなどが含まれた化粧水や乳液を用いると、十分なケアを行うことができません。かえって刺激を強く受けすぎて、肌トラブルを引き起こすおそれがあるので注意が必要です。

脱毛効果を高めるため・安全に脱毛するために保湿以外に必要なこと

脱毛効果を安全に実感していただくためには、施術後の保湿ケアだけでなく、注意していただくことがあります。脱毛期間中に守っていただくべき注意点をご紹介します。

脱毛前後の運動・入浴・飲酒は避けよう

脱毛の施術では、熱を毛根に伝えてダメージを与えるため、体温上昇がヤケドの原因となります。そのため、施術前後に激しい運動や入浴、飲酒のような行為は避けていただくべきです。肌に大きな負担をかけてしまうので、施術前後1日は上述した行為を行わないようにしましょう。

脱毛期間中の日焼けを避ける

日焼けは、肌を軽いヤケド状態に陥らせるため、施術を行うことが危険です。ヤケドの重症化の原因となるので、脱毛期間中の日焼け対策を入念に行いましょう。外出する際は、こまめに日焼け止めクリームを塗るようにしてください。敏感肌の方は、低刺激の敏感肌用日焼け止めクリームを使用することで、肌に負担をかけずに日焼け対策を行うことができます。

肌への刺激を抑えて自己処理を行う

施術前には、必ず施術部位の自己処理を行わなければなりません。自己処理は、肌に大きな負担をかけないように行うことが重要です。肌への刺激を抑えるために、自己処理には電動シェーバーを用いていただくことをおすすめします。電動シェーバーは、刃が肌に直接当たらないため、刺激を最小限に抑えることが可能です。
電動シェーバーでも肌に負担がまったくないことはないので、保湿ケアを行い肌の受けたダメージを回復させる必要があります。保湿ケアは、上述したような方法で行っていただければと思います。

まとめ

今回の記事でご紹介した保湿ケアは、脱毛効果を高めるため、安全に施術を受けるために重要です。正しい方法、自分の肌質に最適な保湿ケア商品を使用していただくことで、、脱毛に適した肌状態にすることができます。
自分の肌質を知り、自分の肌質に合った化粧水や乳液を選ぶことは、1人では困難です。そのため、脱毛サロンやクリニックのスタッフに相談するか、コスメ商品を取り扱うお店でアドバイスを受けながら、商品を選ぶことをオススメします。
脱毛を行ううえで、保湿ケアも重要ですが、それ以外にも体温上昇を避ける、日焼け対策を行う、正しい自己処理方法で行うことなど、肌への負担を最小限に抑えることを意識してください。

お問い合わせ