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メンズ脱毛を成功させるために関係が深い毛周期とは
メンズ脱毛をしたいと考える男性が増えている今、多くのメンズ脱毛に関する情報がインターネットなどで知ることができます。その中でも、メンズ脱毛が毛の生え変わる周期である毛周期が深く関わっているという情報をよく目にするかもしれません。この毛周期は脱毛効果をしっかりと実感するために重要なことですので、ぜひ詳しく知っておく必要があります。今回は、メンズ脱毛と毛周期の関係についてご紹介していきます。
目次
脱毛に通う頻度が関わるのが毛周期
脱毛に大きく関係してくるのが毛周期といわれる毛が生え変わるサイクルです。毛周期は、毛の成長段階として成長初期、成長後期、退行期、休止期と4つ段階をふみます。このサイクルを1周期として、数カ月ごとに順番に変わっていっています。脱毛施術は、この成長期である毛にのみ効果を発揮するため、毛周期に合わせた脱毛が重要になります。
成長期
成長初期と成長後期の2段階ありますが、このときに脱毛の効果を発揮します。成長期の毛は、毛が毛の発達に大きく関わる組織である毛乳頭にくっついている状態です。光脱毛やレーザー脱毛の施術では、毛のメラニン色素を通して毛乳頭にダメージを与える必要があるため、成長期の毛のみが対象となります。成長期の毛は、全体の毛の5~15%しかなく、脱毛の施術を何回も受けないといけない理由です。
退行期
退行期は、成長期で行われていた毛母細胞の細胞分裂が止まり、毛乳頭から毛が切り離されようとしている時期です。すると、毛は毛根から離れ、次第に皮膚の表面に向かって出ていくようになります。この時期の毛は引っ張ると簡単に抜けます。
その後、次の毛になる種が発毛因子と言い、皮膚の下にあるバルジ領域から発生します。この発毛因子を、毛包幹細胞といいます。毛包幹細胞が細胞分裂を繰り返すことで、新たな毛母細胞を創り出すのです。
この時期の毛に光やレーザーを当てても、毛乳頭に光は届かないため、脱毛効果を得ることはできません。
休止期
休止期は、毛が毛乳頭や毛根から完全に離れ抜け落ち、次の毛を生やす準備に入ります。バルジ領域から発生した毛包幹細胞が細胞分裂を繰り返しながら毛穴の下に移動し、新たな毛母細胞を作ります。そして、その毛母細胞が毛根に定着すると、成長期が始まっていきます。
この時期も光やレーザーがメラニンを通じて毛乳頭に届かないため、退行期同様に脱毛効果を得ることは困難です。
毛周期が乱れる原因と乱さない対策
毛周期が乱れる原因としては、毛を抜くことやホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
毛抜きでの自己処理について
毛抜きは毛の根元から引き抜くため、毛周期が乱れるだけでなく毛のメラニン色素に反応する光やレーザーの脱毛効果を得ることができなくなります。また、ニードル脱毛でも毛が表面に出ている状態でないと施術ができません。脱毛完了までの期間が長引く原因になりますので控えるようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると毛周期が乱れます。そのため、ホルモンバランスが乱れないように普段からの生活習慣が乱れないように心がける必要があります。
- 良質な睡眠
- バランスの良い食事
- ストレスを溜めない
- 適度な運動
- 禁煙
これらのことを意識して行うことで、ホルモンバランスが整い毛周期が乱れることはなくなります。毛周期が乱れると脱毛効果が著しく落ちてしまうので、これらの項目を意識するようにしましょう。
どれぐらいのペースで脱毛に通うべきなのか
毛周期の成長期に合わせて脱毛を受ける必要があります。そのため、1〜2ヵ月に1回の周期で脱毛の施術を受けることが理想です。しかし、自分のスケジュールや予約が取れる時間との兼ね合いで、前回の脱毛から時間が空きすぎたというケースもしばしばあります。この場合でも全く効果が出ないわけではありません。
それでも、最低2〜3ヶ月に1回のペースは守っていただくことが必要になります。
施術後すぐに次の予約を取ることをオススメします。
まとめ
脱毛と毛周期の関係について理解を深めていただけましたか。毛周期を完全に把握することはできません。そのため、継続して脱毛に通うことが脱毛完了までの近道となります。しっかりと毛周期についてご理解いただき、継続して脱毛に通っていただくことの重要さを知っていただければと思います。